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オリックス2019年4~12月期決算 純利益増も連続増配はストップ

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オリックスの2019年4~12月期の連結決算は、売上高にあたる営業収益は1兆6843億円と6%減、純利益が前年同期比3.4%増の2443億円でした。

2019年10月28日開催の取締役会で決議をした自社株買いもあったため、一株当たりの純利益は4%増加しています。配当予想は76円を維持する予想となりました。

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決算短信より

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決算短信より

オリックスの中長期的な方向性を確認すると配当は①配当性向30%もしくは76円の高い方が採用されるとしており、今期の純利益の伸びを加味すると横ばいの76円となる予想となっています。

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決算資料より

連続増配が続いていましたが横ばい予想のため増配ストップ。一方で自社株買いを1,000億円規模で実施するため株価対策をしっかりと行っている印象です。

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決算資料より

オリックスははこれまで54年連続で黒字計上となっており業績・財務は安定しています。BSを確認すると利益剰余金が2兆円以上ありキャッシュリッチな企業だと言えそうです。

オリックスはもともとはリース業を日本に持ち込んだ企業ですが現在は多角化しており海外事業やリテール(生保・銀行・カードローン)が利益の柱となっています。

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決算資料より

オリックス企業紹介 www.orix.co.jp

まとめ

業績は若干伸び悩んでいる印象ですが一株当たりの利益は増加しています。また配当と合わせて優待も充実しているので長期で100株保有に向いている銘柄だと思います。